例会報告

【第579回新年会】

 
日 時 : 平成18年1月24日(火)
場 所 : ホテル西山











第579回新年会がホテル西山にて行われました。第571回5月例会の講師にお招きした武部宏さんにもお越し頂きました。

■笑顔溢れる新年会

「今年も宜しくお願いします」の挨拶から始まりました新年会。新年会の前に1月入会の辻 淳子さんの入会式を大藤副代表幹事のもとで執り行いました。新年会には、昨年の講師をして頂きました武部宏先生もお越し下さり挨拶を兼ね乾杯の発声をお願い致しました。コップに注がれたビールの泡が消え出す頃合を見て、挨拶から乾杯へ『カンパイ』の発声を挙げるタイミングはさすがプロ。ビールの飲み頃期限スレスレの喉越しです。

お鍋が出来上がるまでの時間を利用して、都証券の松芝さんより今回のライブドアショックでの株式市場の動向をお話して頂きました。松芝さん曰く「ライブドアに振り回されている今の日本の状況に問題あり。ライブドア株以外は問題ない。一喜一憂することなく、景気の回復・好調は今年も続くので株式市場も好調に推移される。投資というものは長い目で気長に企業の成長を見守らないといけない。堅実を狙うなら、一流企業の株を持っておくこと。」とのお話を頂ました。

お鍋も煮えて会場も熱気ムンムン。酔いかげんも程よいところでテーブル対抗「京都検定」開始です。昨年実施された第2回の検定問題(2級・3級)の一部を出題、8テーブルで競い合いです。結果はやはり300年からの歴史ある二条陣屋の亭主・小川平太郎さんチームが優勝、2位は武部宏先生チーム。その差、僅か1点でした。優勝チームには「とみかわ漬物」の詰合せとユンケル皇帝ロイヤル1本です。検定問題の結果集計をしている間に、事前にお考え頂いていた『今年の抱負を漢字一文字で表すなら何?』を披露。各人のキャラクターが表れて、「恋」という素敵な抱負もありました。皆様に書いて頂いた「今年の抱負の漢字一文字」は12月まで大切に保管、忘年会で実行に移せたか・叶ったか、を尋ねるのに使われます。

閉めの挨拶は朝日放送のプロデューサー松本修さん。今年の抱負は「目標を立てること」にされたとのこと。「向上するためには目標設定は大切な気概・心構えです。」とても説得力あるお話です。風邪が流行っているのか体調崩してお休みされるメンバーや当日仕事で来れなくなった方が8名ほどおられましたが、大変盛り上がった新年会でした。

2004年10月からスタッフをしていました同志社大学4年、栗栖智宏さんが今週より東京で就職の為、経済人クラブのスタッフから卒業されました。次回例会から同志社大学2年飯田哲史さんが担当されます。


■経済人クラブに感謝の言葉

人生とは山登りである。山を登るルートが自らの哲学であり、山を登ってきた足跡がそのまま生き様として現れる。旗を持ち人々を先導して上る山登り。人に認められ後押ししてもらう山登り。先駆者を目指し追いかけていく山登り。未踏峰に挑む山登り。
こう例えるならば経済人クラブは、皆さんが自らの足で自らの力で山を登っている方々の集まりだと思います。私が経済人クラブに関わって一番学んだ事は、各人の山の登り方を見せて頂いたこと。山から見える景色を見せて頂いたこと。各界で活躍される講師の方々の講演。自由闊達な議論と談話。若い世代を優しい目で受け入れ、豊富な経験に基づいた含蓄のある教訓を話して頂ける。人の幅、人生の幅とはこのような場において醸造されていく。経済人クラブホームページに掲げられている「真の経済人を育成する、友と研鑽の場として」の価値はここにあるのだと思います。
2004年10月の例会から関わらせて頂いてから14回もの例会に参加させて頂きました。多くを聞き、知り、学びを頂きました。この出会いを、経験を人生の糧に今春から社会人としてスタートを切りたいと思います。就職先は東京ですが、経営コンサルティングという仕事柄ですので京都にも立ち寄る機会があるかと思います。その際には必ず経済人クラブの一人のメンバーとして帰って来たいと思います。
最後にお世話になった皆さんに今までの感謝の気持ちとこれからのご多幸を祈念して、ありがとうございました。これからも宜しくお願いいたします。

同志社大学4回生 栗栖 智宏